東急リバブル(東京都渋谷区)は、同社の仲介で不動産を購入した顧客の確定申告を完了まで支援する新サービス『リバブル確定申告会』を今年1~2月にかけて合計18回開催した。約520組の客が参加し、確定申告を完了した。
『リバブル確定申告会』は、昨年まで取り組んできた『確定申告書 書き方セミナー』を発展させたもの。参加者は税理士の案内に従って「住宅ローン控除」の利用に必要となる確定申告の手続きを会場で進め、約1時間半(贈与税の申告もある場合は約2時間)で完了させることができる。
同サービスでは、同社がe-Taxに必要なパソコンとマイナンバーカードのカードリーダーを準備するため、客はマイナンバーカードと事前に連絡した必要書類を持参するのみで、本人確認書類や源泉徴収票の税務署への送付は不要。同サービスの案内時には、マイナンバーカードの交付手順についても併せて案内し、取得をサポートする。
同社は今回のサービスに対する参加者の満足度が高いことから、来年以降、開催回数の増加や地方・関西エリアへの拡大を検討する。
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