アキュラホーム(東京都新宿区)は6月16日、低価格の自立型蓄電住宅の商品化に向けた取り組みの第1弾として、創エネ設備と蓄電池の組み合わせを低コストで実現するための実証実験を開始したと発表した。
今回の実験は、早稲田大学のベンチャー企業・早稲田環境研究所(東京都新宿区)の協力で実施。日中は太陽光発電と蓄電池、夜間はエネファームと蓄電池の組み合せを中心に活用することで、家庭内で必要なLED照明、冷蔵庫、テレビなどの家電に電力を供給する。
太陽光発電と家庭用燃料電池「エネファーム」に、比較的容量が小さな蓄電池を組み合わせることで、低価格で効率的なシステムを確立し、一般家庭でも購入できる住宅の実用化を目指す。
早稲田環境研究所と共同研究を進めている発電量や使用量を見える化する「HEMS」との組み合せも併せて開発していく予定。
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