東リ(兵庫県伊丹市)は3月19日、塩ビ系床材およびタイルカーペットを中心とする同社製品全般の取引価格改定を発表した。改定率は現状取引価格から10%~15%程度の値上げとする。6月1日受注分から適用する。
同社は価格改定の背景について、製品の主要原料である石油化学製品の大幅な値上げが実施されていること、また生産工場におけるエネルギーコストや輸送費、梱包資材の費用なども軒並み上昇していることを指摘。「企業努力をはるかに超えた水準となっている」ことから、製品の安定供給と品質維持のために改定実施を決めた。
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