『新建ハウジング タブロイド版 3月20日号』
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富山県を中心に北陸全域で住宅建築、不動産事業を展開するOSCAR J.J(オスカージェイジェイ、本社・富山市、水嶋智仁社長)は、空き家リノベーションのモデルに位置づける「本郷町の家」(富山市)を完成させ、3月8日プレス向けの完成披露内覧会を開催した。
築38年の空き家をフルリノベーションして新築並みの性能を確保したもの。同住宅は今後、5月末までの約3カ月間、オープンハウスとして、工務店などのプロ、一般の人を問わず幅広く公開する。
既存(中古)住宅を買い取り、性能向上をメインにリノベを施し、再販する同住宅は、「長期優良住宅認定」に「BELS五つ星」というハイスペックながら、土地・建物あわせた販売価格は2590万円(予定)と、同程度の性能の新築住宅に比べ約3割ダウンを実現。
内覧会のあいさつで同社社長の水嶋智仁さんは、生活者が抱く「安かろう悪かろう」の既存住宅のイメージを払拭(ふっしょく)しながら、「住宅が資産として流通する市場をリードし、循環型の住み替え社会の実現に貢献していきたい」と思いを語った。
同社は、注文・分譲あわせて年間新築230~250棟を手掛けるが、国内の人口が減少局面に入り、2020年以降、世帯数も減少に転じることが見通される中、「新築偏重のビジネスモデルは通用しない」(水嶋さん)と判断。今後、自社事業における「ストック強化」を急ピッチで進める。
良質なストック市場を形成していくためには、まずは住宅業界が力を合わせて、既存住宅のポテンシャル(利用価値)やリノベーションの効果(性能向上)を生活者に伝えていくことが不可欠と考える水嶋さんは、当初から「本郷町の家」を、その起爆剤にしようと、既存住宅の高性能化で重要なウェートを占める窓を取り扱うYKK APらとプロジェクトチームを結成して取り組んできた。・・・・
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