国土交通省と農林水産省は3月16日、各省庁が整備する公共建築物における2016年度の木材の利用状況を取りまとめて公表した。同年度に木造で整備を行った公共建築物において、木材使用量は前年比58.5%増の3689m3となった。
同年度に国が整備を行った公共建築物のうち、積極的に木造化を促進する低層(3階建て以下)の建築物は同6.7%減の96棟、延べ面積は同35.7%増の1万3816m2。そのうち、木造で整備したものは同30%減の42棟、延べ面積は同96.4%増の7282m2だった。木造化率は43.3%となり、前年度から14.4ポイント低下した。
また、内装等の木質化を行った公共建築物は前年比1.6%増の189棟だった。詳細はこちら。
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