LIFULL(東京都千代田区)と宮崎県日南市は3月16日、日南市内の地域経済の活性化を目的に、空き家利活用を通じた地域活性化連携協定を締結した。
LIFULLグループは、不動産・住まいに関する知見や「LIFULL HOME’S空き家バンク」などを活用し、日南市の空き家情報を集約して全国に発信する。また、子会社が運営する遺品整理事業者検索サイトと連携し、遺品整理を活用した空き家整理プロジェクトと廃材・古道具を活用するリユースプロジェクトを推進することで、空き家の放置を防ぎ、空き家が活用されやすい仕組みの構築を行う。
さらに、日南市の地域創生に関わる人材と連携し、空き家を活用したプロジェクトに挑戦する人材とのマッチング支援、クラウドファンディング等を活用した資金調達支援、地域の担い手となることを希望する人材に対してノウハウの提供・事業化の支援を行う。
日南市では、「創客創人(そうきゃくそうじん)」をコンセプトに、具体的重点戦略の一つとして「移り住みたくなるまちづくり戦略」を展開。油津商店街や飫肥地区を中心とした空き家・空き店舗を活用したまちづくりの推進を行っている。
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