一般社団法人日本サッシ協会(東京都港区)は3月16日、2018年度の「アルミ建材需要予測」を発表した。
それによると、アルミ建材需要は全体で前年度比0.5%減の37万1000トンと予測。このうち、木造住宅用サッシは前年度比0.4%減の10万8000トンと予測した。消費税増税前の駆け込み需要から、木造住宅の着工戸数は前年度比0.4%増と想定されるものの、サッシの材質別構成比はアルミ樹脂複合製および樹脂製が増加し、アルミ製は減少を続けている。1戸当たりのアルミ建材重量が減少傾向にあることからマイナスの予測となった。
ビル用サッシについても、東京オリンピックによる需要は堅調としつつも、地方での職人不足等により依然厳しい環境が想定されるとし、前年度比1.3%減の9万2000トンと予測した。
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