ハウスドゥ(東京都千代田区)は3月14日、同日開催の取締役会において、「ハウス・リースバック」で取得した個人住宅など収益不動産物件を対象とする、不動産特定共同事業法スキームによる匿名組合方式の不動産ファンド「HLBファンド1号」の組成について決議したと発表した。
ハウス・リースバック資産をオフバランス、証券化・流動化することで財務健全性を確保するためのもの。収益性の高い不動産を組み入れ、「優先/劣後出資システム」や組入不動産の生み出す賃貸利益をベースに安全性、安定性を高める工夫を行う。
対象不動産は、関東地区(東京・神奈川・埼玉・千葉) 、東海地区(愛知)、近畿地区(大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良)の戸建住宅および区分所有建物85件。ファンド総額は11億3300万円。配当は四半期ごとに収益分配を行い、予定利回り4%~5%を想定する。予定期間は3年。出資金払込日は3月23日、融資実行日およびファンド組成日は同月28日を予定する。
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