大和ハウス工業(大阪府大阪市)は、住宅メーカー・建設業者・不動産会社・点検測量業者向けに狭小空間点検ロボット「moogle evo(モーグル エヴォ)」を発売した。
2012年10月に発売した「moogle」は戸建て住宅の床下や溝の点検ロボットで、これまでに約300台供給。
今回は、従来機能に加えて、橋・道路などのインフラ点検に使える新機能を搭載した。具体的には、点検カメラの解像度を約4倍に高めてクラック(ひび割れ)判定機能を向上。クラック幅に応じて自動で色分け表示(青:0.1~0.19、黄:0.20~0.39、赤:0.40~mm)する機能を追加した。
また、バッテリーの連続稼働時間を約2倍にし、最大2.8時間に。無線中継器により最大200mまでの通信に対応する。
本体にLANポート(1口)を搭載しており、簡単に機能拡張ができる。
495x250x280mm、約12kg。販売価格は税別280万円(5年保証)、同260万円(1年保証・買取)。リース価格は約4万8000~5万円/月(5年リース)。
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