一般社団法人伝統を未来につなげる会(京都市)は4月28日、明治大学アカデミーホールにて「普請文化フォーラム2018~未来へ継承すべき伝統建築・庭園・石垣技術~」を開催する。
同会は、日本の優れた木造建築技術や庭園・石垣の技術をユネスコ無形文化遺産に登録するための運動を推進している。今回のフォーラムでは、東京大学名誉教授・内田祥哉氏が「日本建築の伝統的な価値を巡って」と題して、伝統建築構法の可能性と価値について解説。また特別講演では、熊本地震で大きな被害をうけた熊本城の再生に向けた取り組みについて「特別史跡熊本城跡保存 活用委員会」の委員を務める奈良大学教授・千田嘉博氏が説明する。
「伝統建築技術の継承・活用で切り拓く日本の未来」がテーマのパネルディスカッションも開催。伝統技術の継承・進化がもたらす多様な「価値」について、各分野を代表するパネリストたちが語り合う。
参加費は1000円。申込みはこちらから。
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