住宅生産団体連合会(住団連、東京都港区)の工事CS・労務安全管理分科会は6月15日、低層住宅建築工事での労働災害発生状況の2010年分の集計結果を公表した。それによると、雇用形態別の災害発生件数は、一人親方の割合が2009年の35.8%から、2010年は37.2%に増えた。年齢別では、60歳以上の高齢労働者の災害が増えている。
新築完工棟数1000棟あたりの労働災害発生件数は、2009年の2.1件から、2010年は2.4件に増えた。
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