埼玉県は、マンションの住戸内、共用部などの仕様や子育て支援サービスの提供など、ハード・ソフトの両面で子育てに配慮したマンションを認定する「子育て応援マンション認定制度」を開始する。7月1日から申請を受け付ける。
対象となるマンションは、全住戸の半分以上の住戸専用面積が、分譲住宅の場合は65m2以上、賃貸住宅の場合は55m2以上で、2階建て以上の場合は、エレベーターを設置していることが条件。
認定基準は、段差や遮音性といった建物の性能に関するもののほか、保育施設などへの送迎サービスの提供といった子育て支援サービスの充実度や、立地条件などの項目が設けられている。
認定を取得したマンションは、広告などにラベル(画像)を使用できるほか、県のホームページに掲載されるなどのメリットがある。
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