ウスイホーム(神奈川県横須賀市)は3月9日、同社が運営する工務店ネットワーク「望455会」の会員、建材メーカーなどを対象に注文住宅の新商品「U-ソラシア」のモデルハウス見学会を開催した。
「U-ソラシア」は、同社が開発した幅が通常の半分の耐力壁「455パネル」を採用することで、明るく広々とした住空間と耐震等級3レベルを確保した地震に強い家を実現。見学会では、参加者と工法や使用部材、施工方法などを共有しながらモデルハウス(横須賀市長沢)を見学した。
「455パネル」は、455mm間隔に柱を配置し、ツーバイフォー工法の構造用合板を柱の外側に貼りさらに柱の間と間に厚さ28mmの合板を挟み込むことで強度を確保。一般的な耐力壁の幅の半分サイズで同等以上の強い耐力を持つ。また、ホールダウン金物を仕込むことにより一般的な建物の約20倍の引き抜き力があるのも特徴。
「望455会」の顧問、大根弘行氏は「人間の生命、財産を守れないような家は造ってはいけない。455パネル工法の家は、絶対につぶれない家。地震があったら家の中にとどまれ、と言いたい」と8年の歳月をかけて完成した455パネル工法の「U-ソラシア」に大きな自信をみせた。価格は、坪60万円(税込)。
現在、「望455会」ネットワークには工務店など13社が加盟している。工法、部材等の提供は、同会に加盟すれば共有可能。
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