大和ハウス工業(大阪市北区)は3月9日、犬小屋(ドッグハウス)付き賃貸併用分譲住宅商品「SEJOUR DD-1(セジュール ディーディー・ワン)」を、大和ハウスグループの大和リビング(東京都江東区)が管理する賃貸住宅「D-room」の入居者向けに発売する。
「D-room」の入居者のうち、退去時の理由に「持家の購入」をあげる人が約13%いることから、退去後も同社の住宅に住んでもらえるように、持家の購入を検討する入居者を対象に販売する。
今回発売する「SEJOUR DD-1」は、同社で初めて分譲住宅に賃貸住宅部分を組み合わせた商品。主力賃貸住宅商品「セジュール」シリーズの高い遮音性能をベースに、メインターゲットである20歳代~30歳代ファミリー層に好まれる2LDK~3LDKの間取りをオーナーの自宅部分とし、1LDKの間取りを賃貸住宅部分とした。賃貸併用にすることで、土地を持たない人でも家賃収入を得ることができ、住宅ローン返済や老後の収入のサポートになる。
また、同商品は、製品デザインを手掛けるクオリックスと共同開発したオリジナルドッグハウスとミニドッグランを標準搭載する。ドッグハウスは、5種類のカラーバリエーションを用意する。
参考価格は5240万円(税込)。
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