地盤ネットホールディングス(東京都千代田区)は、地盤の強さをもとに、適正な制震ダンパーの本数を割り出し、設計に反映させるサービスを開始した。揺れにくい宅地では過剰なダンパー本数を減らし、建築コストを抑制することができる。
地盤の強さには、表層地盤増幅率という、地震に対する地盤の弱さを示す地震の力を割り増しする係数を使う。数値が大きいほど地震に弱い地盤で、地震の揺れは大きくなる。ランクは5つに分かれており、表層地盤増幅率に応じて本数を調整することで設計の最適化を目指す。
対応する制震ダンパーは、トキワシステムの「αダンパーEXII」。
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