アーキビジョン21(北海道千歳市)はこのほど、動く家「スマートモデューロ」の2階建て施設の製造販売を開始した。また、初となる木造ユニット2階建て大型施設を北海道倶知安町で3月に完成させる。
動く家「スマートモデューロ」は、長さ12m、幅2.4mの海上コンテナと同規格に合わせた木造ユニットで、世界中どこへでも移動可能なミニマムムービングハウス。設置、撤去、移動が容易にできることに加え、外断熱工法による高い断熱性、遮音性、耐震性、気密性を備える。拡大するインバウンド需要に注目し、狭い空間の中にできるだけ多くの定員を確保するよう設計したもので、狭い土地を有効活用した寄宿舎、ホテル、賃貸住宅など様々な用途に対応できる。
北海道倶知安町の新施設は、寄宿舎として使用されるもので、シングルルーム16部屋、ツインルーム4部屋で構成される。
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