国土交通省が2月28日発表した2018年1月の新設住宅着工戸数は6万6358戸で、前年同月比で13.2%減少した。季節調整済み年率換算値は前月比8.6%減の85.6万戸と、2016年1月以来、2年ぶりに90万戸を下回った。マンションが同50.2%減と大きく減少したことなどが影響した。前年同月比での減少は7カ月連続。
2017年1月に着工された東京五輪関連の大型プロジェクトの反動減の影響もあるが、こうした特殊要因を除いても減少となった。
持家は同0.1%増の2万257戸と、8カ月ぶりに増加した。年率換算値も28.4万戸と2カ月連続で前月比プラス。
同日発表された2018年1月の住宅投資予定額は、前年同月比20.0%減の1兆160億円だった。うち持家は1.5%増の4650億円。
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