関東を中心に不動産の販売を行うケイアイスター不動産(埼玉県本庄市)は2月1日、シャープ(堺市)、ライナフ(東京都千代田区)、KAMARQ HOLDINGS PTE.LTD(シンガポール)と協力し、不動産仲介会社が販売する同社の新築分譲住宅で、人工知能(AI)とIoTを導入した「IoT住宅」の試験運用を開始した。
同住宅は、リビングルーム、ダイニングルーム、キッチンを中心に、生活に寄り添ったIoT機器を取り付けたもの。シャープの『COCORO+(ココロプラス)』ブランド対応スマート家電をはじめ、IoT家具ではKAMARQのスピーカー内蔵型テーブル『SOUND TABLE(サウンドテーブル)』、玄関にはライナフのスマートロック『NinjaLock(ニンジャロック)』を採用した。
2月1日から計4回開催した「IoT住宅」内覧会では、同社物件を販売する不動産仲介会社から合計23社56名が参加した。
同社は今後、最適なIT技術を住宅に導入し、居住者がより快適に過ごせる未来型住宅の実現を目指す。また、「IoT住宅」を通じて、新築戸建住宅に新しい付加価値を提供し、不動産仲介会社の商談機会と販売促進を支援する。
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