経済産業省・資源エネルギー庁では、今夏に電力不足による大規模停電の可能性が指摘されるのに対して、家庭で需要ピーク時の使用電力量を15%削減する具体的な節電対策メニューのチェックリストを作成、各世帯に協力を呼びかけている。
夏場午後2時頃の在宅世帯における平均消費電力量1200Wのうち、エアコンを扇風機に切り替えることで600W、設定温度を2℃上げることで130W、窓辺によしずを設置することで120W、冷蔵庫の設定を「強」から「中」にすることで25Wの削減ができるなど、具体的な対策メニューと削減電力量を明示。チェックリスト形式で各メニューを網羅的に行ったか点検できるようにした。
また、家庭内で消費電力が1000Wを上回る家電製品は平日の9時から20時を避けて使うこともすすめている。消費電力が1000W以上を上回る家電製品には、温水洗浄便座、電気ポット、食器洗い乾燥機、オーブントースター、掃除機、ドライヤー、洗濯乾燥機、浴室乾燥機、ジャー炊飯器、電子レンジ、アイロン、IHクッキングヒーター、などが該当する。
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