日本のレストルーム空間の質の向上に取り組む一般社団法人日本レストルーム工業会(愛知県名古屋市)は2月26日、同工業会が2017年に策定したトイレ操作パネルにおける標準ピクトグラム(絵記号)が、ISOにより国際規格として1月に登録されたことを発表した。
「だれでも安心して使えるトイレ環境」を目指したもので、今回「便器洗浄(大)」「便器洗浄(小)」「おしり洗浄」「ビデ洗浄」「便ふた開閉」「便座開閉」の6種類が登録。急増する訪日外国人観光客をはじめ、あらゆる人が各施設や公共のトイレを安心して利用できるようにする。
同工業会では、今回の登録によって、海外製品も含め使いやすさが向上し、海外での温水洗浄便座の普及促進が期待できるとしている。今後は国内規格(JIS)改正の検討を進める予定。
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