一般財団法人建築環境・省エネルギー機構(IBEC、東京都千代田区)は、住宅の省エネルギー改修に関する設計ガイドライン「改修版 自立循環型住宅への設計ガイドライン」を刊行。このテキストを使用したはじめての講習会を、東京・大阪・名古屋において開催する。
改修版ガイドラインでは、推計が難しい「省エネルギー効果」について、改修前の建物性能の確認方法をさまざまな方法で提示。エネルギー消費量についても用途分解の考え方を提案し、改修前後のエネルギー消費量の削減効果の推計方法を説明している。
講習会では新しいガイドラインに基づき、省エネルギー改修の考え方から計画の流れ、建物外皮や設備の省エネルギー改修、省エネルギー効果の推計について紹介。省エネルギー改修設計のポイントや、一次エネルギー消費量を用いた住宅全体のエネルギー消費量の計算方法などについて解説する。
なお、改修版ガイドラインは講習会受講者のみに配布し、一般への販売は行わない。
講習会は、3月20日:東京会場(120名)、5月15日:大阪会場(80名)、6月15日:名古屋会場(80名)で開催予定。受講料は9800円(テキスト・消費税込)。指定口座に受講料を振り込んだ後、受付フォームより申し込む。詳細・申し込みはこちら。
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