大和ハウスグループのコスモスイニシア(東京都港区)は2月22日、人工知能(AI)による一棟投資用不動産の投資プランシミュレーションサービス「VALUE AI(バリューアイ)」の提供を開始する。
一棟投資用不動産を保有している不動産オーナーまたは購入を検討している顧客を対象にした無料サービスで、リーウェイズ(東京都渋谷区)が開発したAIによる物件査定システム「Gate.」を同社が独自にカスタマイズして開発。不安定な経済情勢などで高まる不動産投資へのニーズに対応した。
同サービスでは、現在の不動産価値や、購入から売却までの保有期間の利回りを算出することが可能。賃料の変動率、空室率、売却予想価格などの将来予測だけでなく、条件を変更して現状にあった投資プランシミュレーションを行うこともできる。
ウェブ上で完結できるのが特長で、「いつでもどこでも不動産価値の見える化」を実現。簡単な操作で、収益性・安全性・将来価値など資産価値の多角的な分析を可能にした。
今後は、利用者アンケートを実施しながらさらなる機能拡充を予定。順次バージョンアップを行っていく。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。