YKK AP(東京都千代田区)の社長に就任した堀秀充氏は6月10日、就任記者会見を行い、「メーカーに徹する」という自身が目指す会社像を示した。事業面では、生活者との直接的な接点が持てる「MADOショップ」の展開を強化し、リフォーム事業の拡大を図っていく考えを示した。
現在、同社は第3次中期経営計画にそって事業を推進中。同計画では、2012年度の売上高3627億円、営業利益189億円という数値目標を掲げている。
目標達成に向け堀社長は、成長分野として、「APW」ブランドで展開する窓事業、リフォーム分野、海外建材事業の3事業を強化していく考えをあらためて示した。
特に、「MADOショップ」は想定を上回るペースで拡大が進んでおり、2012年度1000店舗を目指す。
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