国土交通省は2月19日、「無電柱化推進計画」案をまとめ、一般からの意見募集を開始した。計画期間は2018年度から2020年度の3年間。防災や安全・円滑な交通確保、景観形成・観光振興の観点や東京五輪関連の道路で重点的に無電柱化を進めていく。意見募集は3月14日まで。
計画では、重点化対象ごとに無電柱化率の目標が設定されている。例えば、都市部内の第1次緊急輸送道路の場合、34%を42%に、バリアフリー化の必要な特定道路は15%を51%に引き上げる目標が提示されている。国や地方自治体が連携して取り組みを進めていく。計画案では、目標を達成するためには、約1400kmの無電柱化が必要になると試算されている。
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