国土交通省は空き家対策の新たな事業を2018年度予算で予定している。「空き家対策の担い手強化・連携モデル事業」という事業で、予算規模は3億円。4月に募集要領を決定し、募集を開始する予定だ。採択箇所は6月に決定予定。
国交省は2016年度・17年度の2年間で全国の先駆的な空き家対策を支援してきた。そこで明らかになった発生抑制や利活用促進などの共通課題に対して、独自のノウハウで取り組むモデル事業を支援するほか、空き家対策に必要な人材の育成と相談体制の構築に対して支援を行う。
要件は地方公共団体と専門家が連携して実施すること。2018年度~20年度の実施を予定している。