ジャパンホームシールド、インスペクションの説明ツールを作成

　戸建て住宅の地盤調査・構造設計・建物検査を手掛けるジャパンホームシールド（東京都墨田区）は、「住宅インスペクション」のアプローチブックならびに売主・買主向けのパンフレットを作成。４月１日に施行される宅建業法の改正に先立ち、同社が運営する不動産売買支援サービス「Ｈｏｍｉｌｌｅ（ホーミル）」の登録事業者へ無償提供を開始する。

　アプローチブックでは、不動産事業者が既存住宅売買時に住宅インスペクション（建物状況調査）の内容を、どのように顧客に説明すれば良いのかポイントごとに解説。

　２種のパンフレットは、消費者・不動産事業者それぞれの「既存住宅売買の不安や心配」を踏まえて作成。同社の既存住宅検査累積３万戸以上の実績に基づいたノウハウを活用し、住宅インスペクションについてのよくある質問や解説、さまざまな役立つ情報を紹介する。

　同社は、アプローチブックと各パンフレットを提供することで、住宅インスペクションの説明に不安を抱える事業者を支援。検査を行う際のメリット、得られる安心感と信頼性、検査から既存住宅かし保証までの手順などを、より簡単に説明できるようになるという。

　無償提供は、アプローチブック１部、各パンフレット２０部を上限とする。