ＹＫＫ ＡＰ、「窓学展－窓から見える世界－」巡回展を東北大学にて開催

　ＹＫＫ ＡＰ（東京都千代田区）窓研究所は、窓学１０周年を記念したエキシビション「窓学展－窓から見える世界－」の巡回展を２月２８日から３月２７日まで東北大学にて開催する。

　同社は、２００７年から窓を学問として多角的に探求する活動「窓学」を研究者・建築家とともに開始。今回のエキシビションは、過去１０年間の研究成果をわかりやすく紹介・展示するもので、昨年の東京開催では約１万５０００人が来場した。全国５カ所の大学ギャラリーへの巡回を進めており、東北大学での開催は、金沢工業大学に続く第二弾となる。今後、名古屋工業大学、大阪市立大学、九州大学で開催予定。

　３月５日には、「ＷｉｎｄｏｗＳｃａｐｅ」シリーズの東京工業大学大学院教授・塚本由晴氏（アトリエ・ワン）らが登壇するトークイベントを開催。東北学院大学教授・櫻井一弥氏（ＳＯＹｓｏｕｒｃｅ建築設計事務所）、東北大学大学院助教・土岐文乃氏とともに、人間と「窓」の関係について議論する。

　入場料は無料。一般入場可。

昨年の窓学展（東京開催）の様子 （左）と 「窓学国際会議」（２０１７年１０月）での塚本由晴氏の講演の様子（右）