ジャストシステム(東京都新宿区)は2月14日、15歳~69歳の男女1100名を対象として実施した『人工知能(AI)&ロボット 月次定点調査(2018年1月度)』の結果を発表した。
AIスピーカーの認知度について調べたところ、「所有している」が5.7%、「購入を検討している」が10.4%、「興味はあるが、購入は検討していない」が30.6%、「知っているが、興味はない」が27.6%となり、合計74.3%の人がAIスピーカーを認知していた。2017年6月度の同調査と比べると30.8ポイントの認知度向上が見られた。
また、AIスピーカーを認知している人のうち、「Google Home」に興味がある人(「所有している」「所有していないが、興味はある」)は39.6%、「Amazon Echo」は30.7%、「LINE Clova」は23.8%だった。
AIスピーカーの主要な機能のうち、「頻繁に利用している」と回答した割合が最も高かったのは「音楽コンテンツ再生」(47.6%)だった。次いで、「アラームなどのスケジュール管理」(46.0%)、「ニュースの読み上げ」(36.5%)が続いた。また、「AIとの会話」を頻繁にしている人は28.6%、「家電の操作」を頻繁にしている人は20.6%だった。
そのほか、AIスピーカーの満足度を調べたところ、「かなり満足」が39.7%、「満足」が27.0%、「やや満足」が20.6%となり、合計87.3%の所有者が満足していることが分かった。また、AIが発達することで、暮らしがより快適になることについて、「とても期待している」人は21.2%、「どちらかというと期待している」人は39.5%となり、合計60.7%の人が期待していることが分かった。
同調査の結果レポートはこちら。
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