東日本不動産流通機構(東日本レインズ、東京都千代田区)は6月10日、首都圏の5月の不動産流通市場の動向を発表した。それによると、中古マンション、中古戸建て住宅の首都圏平均の成約価格が上昇に転じた。成約件数も新築戸建てを除き引き続き減少傾向にあるものの、減少幅は縮小している。
中古戸建ての成約件数の減少率は4月の13.1%から7.4%に縮小、成約価格は5カ月ぶりに上昇した。
中古マンションの成約件数の減少率は4月の14.4%から10.7%に縮小、成約価格は3カ月ぶりに上昇した。
新築戸建ての成約件数は前年同月比17.0%増。神奈川県の増加率が高い。
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