WorldLink & Company SkyLink Japan(京都市)はこのほど、ドローンを使った風力発電所向けの風向・風速計測サービスを開始した。
適切な測定情報が得られず発電量が想定を下回るなどのこれまでの課題を克服し、ドローンの機動力を活かして任意の地点と高さから簡易的な風況計測が実施できる。これにより大規模な風況計測をする前の予備調査を容易に行うことができ、測定機器の適切な設置場所の選定も可能になる。また、数値シミュレーションを実施する際の補填データの取得もできる。滞空時間についても、地上からの給電装置と組み合わせることで8~10時間の連続運転が可能になった。
同社では、将来的には風力発電施設だけでなく、橋梁やビルなどの風況測定などにも広げられるとする。
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