桧家ホールディングス(東京都千代田区)は、働き方改革の一環として、AIチャットボットを活用した業務効率化と営業力強化に取り組んでいる。
エクサ(神奈川県川崎市)が提供する、IBM Watsonを活用したチャットボットQ&Aサービス「 EXA AI SmartQA」を導入。桧家ホールディングスの「応酬話法マニュアル」をQ&A化し、質問に自動回答する「ひのくまコンシェルジュ」として運用を開始した。
建築用語や契約時に必要な法律関連の情報も入っており、疑問・質問をすぐにその場で解決することが可能。繁忙期でも、顧客を待たせることなく対応できるようになったという。
学習データの更新により回答満足度も向上しており、現在は運用開始時の60%増のQ&Aで運用。いつでも質問できる環境が整ったことで活用度があがり、営業の平準化に役立つなど、AIの可能性を実感したという。
今後は、商品カタログ等と連携するなど対象領域を拡大し、更なる業務効率向上をめざす。
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