ハウジングエージェンシー(東京都新宿区)は、一般社団法人住環境教育協会(広島市)と共催で「DIYリフォームアドバイザー」の資格認定講座を4月11日に東京で開催する。東京での開講は、昨年10月に続き2回目。
同資格は、リフォームやリノベーションといった住まいの再生、補修、維持、管理を自ら行うための基礎知識とスキルを身に着け、DIY希望者やDIY型賃貸借に対してアドバイスや実践指導の出来る人材を養成するもの。国土交通省で推進中の空家対策の一環としても注目されており、一部の自治体ではDIYリフォームを行う場合に対象経費の一部を助成するなど、補助事業を展開している。
中古住宅の資産価値を高め、健康的で快適な住空間を実現する技能や知識を普及させることで、空き家の再生や国産木材の活用につなげていきたいという。5年後をめどに1万人の認定を目指す。
受講対象者は、建築士、宅地建物取引士、インテリアコーディネーター、インテリアプランナー、キッチンスペシャリスト、福祉住環境コーディネーター、賃貸不動産経営管理士、DIYリフォーム入門講座修了者。受講料は3万7240円(テキスト代、認定料、税込)。
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