ダイキン工業(大阪府大阪市)は、大空間向けマルチエアコンの新商品として最高級モデル「VRV X」と標準モデル「VRV A」を7月から発売する。新開発の換気装置「大風量外気処理エアコン」を接続することで、オフィスフロアなどにおける温度・湿度・換気量を一元管理することができる。
オフィスなどの大空間では、建築物衛生法が規定する換気量・加湿量を確保するためにマルチエアコンとは別の換気システムを用いることが多く、導入コストがかかるほか運転管理が別々になるなどの課題があった。
新製品は、最大40kg/hの大容量の加湿器を搭載可能な換気装置を室外機に接続。導入コストを抑え、温度・湿度・換気量を1台の空調コントローラーで一元管理できるようにした。
「VRV X」シリーズからは22.4~118kWの18機種、「VRV A」シリーズからは22.4〜150kWの24機種をラインアップする。
●ニュースリリースはコチラ
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。