財団法人・住宅リフォーム・紛争処理支援センターは、住宅の引渡し後に不具合が発生した際、その原因を特定するための調査方法・補修方法・工事費用などを検討する技術資料「住宅の調査と補修」最新版(平成22年版)を8月に発刊する。
資料は、木造(在来工法、2×4工法)、RC造、鉄骨造それぞれの住宅種別に対応した調査方法、補修方法及び工事費用 積算の考え方を網羅的に整理した内容。もともとセンター内の紛争処理業務のマニュアルを、一般の住宅で供給事業者の業務でも活用できるように再構成したもの。
平成12年度の初版以来、毎年8月に改訂されており、最新版では2010年12月末時点の建築基準法や住宅品確法の技術基準告示、また各業界団体・学会の規準・指針・仕様書の改訂に対応している。
今夏版は例年通りCD-ROM版を8月に発売するのとあわせ、「やはり書籍形態でないと使いづらい」との意見に応え、平成14年度以来8年ぶりに製本版も販売する。ただし製本版は6月中に予約した分の限定販売のみとする。
製本はA4判、全14冊セット・合計2898ページ。予定価格は木造住宅関連8冊セットが1万6000円(送料込)、非木造住宅関連10冊セットが2万0000円(同)、全14冊セットが2万8000円(同)。全14冊をまとめて収録したCD-ROM版は1枚1000円(税込、送料は枚数に関わらず一律420円)。
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