旭化成建材(東京都千代田区)快適空間研究所は2月1日、自社のフェノールフォーム断熱材「ネオマフォーム」を用いた施設「快適空間ラボラトリー」(茨城県猿島郡境町)をリニューアルオープンした。
同施設は、断熱材事業を通じて「あたたかい暮らし」を実現するための活動の一環として、昨年1月、ネオマフォーム工場の近接地に開設したもの。オープン以来、夏・冬ともエアコン1台による全館空調での快適な温熱環境体験や、分かりやすい温熱性能に関する展示が好評を博したことから、展示内容の充実に向けてリニューアルを実施した。
「展示棟」では、これまで未展示の床用断熱材「ネオマジュピー」と、今年1月16日発売の最高性能断熱材「ネオマゼウス」の展示を追加。「ネオマフォーム」を用いた高断熱住宅の「体験棟」(UA=0.20(W/m2・K))では、この1年で取得した実測データを数値だけでなく画像や図面、動画などで見える化した。
また、これまでは主に工務店等の断熱材ユーザーに対して情報発信を行ってきたが、今後は建築を学ぶ学生や生活者に対しても「快適空間ラボラトリー」やHP等を活用して情報発信する。その第1弾として、2月13日、14日の2日間、同施設の敷地内で、「住まいの断熱」と「セルフビルド」をテーマに「断熱タイニーハウス」ワークショップ(主催:エネルギーまちづくり社)を実施する。
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