LIXIL(東京都千代田区)は、やきものの質感と熱・キズ・汚れにつよい特性をもつ”セラミックトップ”を採用したシステムキッチン「リシェルSI」を一新し、3月1日に発売する。ワークトップに新色を追加するほか、特殊素材のシンクを用意し、多様なインテリアニーズに応えていく。
リシェルSIは、「キッチンで暮らしましょう。」という同社のメッセージを込めた最上位機種。
作業の場であったキッチンから、家族で料理を楽しむ暮らしの場としてのキッチンを提案。その象徴が”セラミックトップ”で、料理に不慣れな子どもや男性が参加しても汚れやキズを気にせずに思い切り調理を楽しめるやきもの素材のワークトップとした。まな板を使わずに食材をカットしたり、熱い鍋を直接置いてもキズ・汚れ・変色の心配がないとして採用が伸び、シリーズ構成比はステンレスや人造大理石より多い4割を占めるという(2017年12月)。
今回、「グレーズベージュ」「グレーズライトグレー」の2色を追加。これで全6色となった。
また、従来シンクはステンレスのみだったが、石英とアクリル樹脂を組み合わせた素材を使った”ハイブリッドクォーツシンク”を設定。濃色のコズミックグレーを含む3色を用意し、セラミックトップと色を合わせることができる。
シンクだけでなく、扉や取手、水栓、コンロ、キャビネットの内装までグレー〜ブラック色をラインアップしトータルの”濃色コーディネート”も可能にした。
ショールームでは、VRを活用した体感型の提案も強化していくとする。
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