一般財団法人ベターリビングは2月1日付で、「戸建住宅用宅配ボックス」を対象とした優良住宅部品認定基準を制定したと発表した。
宅配ボックス自体の持ち運びを防ぐために基礎等への緊結が求められるほか、事故防止を目的として、庫内の最低容量が50リットル以上の保管箱は、誤って人が閉じこめられた場合を考慮し、通気性を有していること、内部から扉が開けられる構造であることなどが求められる。
基準のポイントは以下の通り。
1) 受け渡し先が特定可能な住宅及び事務所等に設置するものを適用範囲とする。
2) 戸建住宅用宅配ボックス自体の持ち運びを防ぐために、基礎等への緊結を求める
3) 子供の閉じ込め事故防止を目的として、対処が必要な保管箱の大きさを設定する
4) 戸建住宅用宅配ボックスの設置方法は、4つのタイプに分類する
5) 書留郵便物等の配達サービスに対応した高い保安能力(錠の施錠強さ)を求める
6) 使用時の安全性(足掛かりや子供のいたずら等事故防止に係る注意喚起)については、所有者等への情報提供を求める
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