不動産活用のためのスマートロックなどのIoT製品を開発するライナフ(東京都千代田区)は、宅配や家事代行サービスを提供する5事業会社と提携し、東京都大田区の賃貸マンション「ジニア大森西」において、自宅不在時でも「サービスが入ってくる家」プロジェクトを2月下旬から開始する。
同プロジェクトは、パルシステム東京(東京都新宿区)、ホワイトプラス(東京都品川区)、honestbee(東京都港区)、タスカジ(東京都港区)、ベアーズ(東京都中央区)の5社と提携し、同社製品であるスマートロック「NinjaLock」やオートエントランス解錠システム「NinjaEntrance」などのIoT製品を活用することで、自宅不在時でも宅配や家事代行サービスを受けることを可能にする取り組み。
具体的には、「ジニア大森西」の共有エントランス部に「NinjaEntrance」を、また36室の全ての居室に「NinjaLock」を設置し、同プロジェクトのオペレーション専用のコールセンターが電話による各事業者サービススタッフの本人確認と、インターネットを経由した鍵の開閉操作を遠隔で行う。入居者は、スマートフォンの「NinjaLock」専用アプリから自室玄関ドアの開閉履歴を随時確認できる。
また、居室不在時のセキュリティ強化のために、玄関部の人の出入りの動きを撮影し、スマートフォンアプリから確認できるクラウドカメラ「Safie(セーフィー)」と、錠前付きの室内扉を設置する。
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