地盤ネットホールディングス(東京都千代田区)は、国内初という微動探査「地震eye」サービスを開始する。地震に強い家づくりのため、ピンポイントの敷地単位で計測を行い、地盤の揺れを見える化する。
同サービスは、地盤ネット総合研究所、国立研究開発法人防災科学技術研究所、白山工業の3者で共同研究を進め、住宅事業者向けに商品化。体感できないほどわずかに振動している地盤の動きを観測し、平時の常時荷重と合わせて検討することで、地盤の揺れが建物に与える影響をあらかじめ知ることができる。
その特徴は、(1)測定器を地表面に置くだけで、地面を掘削しない非破壊測定、(2)調査時に測定器から音や振動、排気が発生しない生活環境にやさしい調査方法、(3)1カ所の測定は20分程度で済む、など。
同社は現在、パンフレット「地震がくる前に地盤から備える本」を無料で送付中。
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