不動産投資と収益物件の情報サイト「健美家(けんびや)」を運営する健美家(東京都港区)は1月30日、同サイトに登録された新規物件を集計した「政令指定都市別2017年下半期利回り比較」の調査結果を発表した。
区分マンションは、利回りの上昇した都市が目立った。築年数の古い物件の登録が増加した影響とみられる。一方で利回り7%台の下位4都市は築年数の変化がほとんどなく、高値、低利回りが続いた。
一棟アパートは、「広島市」が唯一6%台へ低下。15位~20位は平均築年数が20年未満で築浅傾向が見られた。
一棟マンションでは、利回り10%台以上が15年下半期に4都市あったが、16年上半期には「熊本市」のみとなり、その後は全都市9%台以下で推移。長期的には利回りの低下傾向が続いている。18位の「横浜市」は6%台へ低下した。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。