国土交通省は1月23日、2017年度サステナブル建築物等先導事業(気候風土適応型)の第2回応募案件の中から4件のプロジェクトを採択したと発表した。
同事業は、地域の気候風土に応じた木造建築技術の継承・発展と低炭素社会の実現に貢献するため、伝統的な住文化を継承しつつ、環境負荷の低減を図るモデル的な住宅の建設に対して、国が掛かり増し費用の一部を補助するもの。昨年10月16日~11月15日の募集期間に応募された提案9件の中から、専門家による評価委員会の評価結果を踏まえて4件を支援プロジェクトとして採択した。
採択した4件は、「流山さんたろ」(申請書類作成者/建設地=里山建築研究所/千葉県流山市)、「農林家の家」(同=すまい塾古川設計室/熊本県葦北郡)、「一宮の石場建て」(同=水野設計室/愛知県一宮市)、「国府市場の家」(同=一級建築士事務所バジャン/岡山県岡山市)。
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