アイリスオーヤマ(宮城県仙台市)は1月22日、同社の高効率LED照明ECOHiLUX(エコハイルクス)「メタルサーキットシリーズ」が、平成29年度省エネ大賞(主催:一般財団法人省エネルギーセンター/後援:経済産業省)製品・ビジネスモデル部門において「資源エネルギー庁長官賞」を受賞したと発表した。同社のLED照明は3年連続4度目の受賞となる。
今回受賞した高効率LED照明ECOHiLUX「メタルサーキットシリーズ」は、錫めっき鋼板を素材とした金属製の回路基板「メタルサーキット」を開発して採用。錫めっき鋼板の導熱性と放熱性能により発光効率が改善され、省エネ性能が向上した。
また、発光面全体にLEDチップを広く配置することができ、眩しくない均一に光る優しい光を実現。さらに、錫めっき鋼板を樹脂で補強することによりLEDチップを実装した後に曲げ加工が可能になり、指向性のあるLEDチップの光が360度広がるようになっている。
同製品の受賞理由としては、「鋼板であるため放熱効率および発光効率が高まり、光源配置の自由度も高く、曲げ加工も容易なために均一な配光を実現できる」こと、また「固有エネルギー消費効率は、シーリングライトで175.1lm/W、丸型LEDランプで117.5lm/W、HID代替LEDランプで180.2lm/Wと業界トップクラスを実現しており、特に丸型ランプやHID代替ランプのLED化が遅れているため、照明のさらなる省エネ化が実現できる」ことが評価された。
平成29年度省エネ大賞の表彰式は、2月14日に東京ビッグサイトで開催される。
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