大和ハウス工業(大阪市北区)は1月19日、大和ハウスグループ7社と、既存住宅の売買仲介、買取再販、リノベーション・リフォームなどの住宅ストック事業を強化するため、グループ統一の新ブランド「Livness(リブネス)」を立ち上げた。
新ブランドでは、グループ各社が取り組んでいる住宅ストック事業に関連する総合窓口を新たに設け、全国の客からの相談や要望に応じ、一気通貫のワンストップサービスを提供する。また、グループ各社が保有する不動産物件情報を閲覧できるWEBサイトを1月25日に開設する。
全国40カ所の売買仲介拠点は、2025年度までに計100カ所に拡大する。地方の遠隔地(特に、東北、中・四国、九州エリア)など、今まで対応が難しかったエリアでは、地域の不動産業者約80社と提携し、全都道府県で対応できるネットワークを構築する。
そのほか、既存住宅の価値を維持するための新たな仕様「リブネス特別仕様」や、VR技術を活用した内見サービスを導入する。
同社は今後、戸建住宅・賃貸住宅・分譲マンションだけでなく、商業施設や事業施設(物流施設、医療・介護施設等)などのストック事業も積極的に手掛けていく。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。