世界最大級の家づくりとインテリアデザインのプラットフォームを提供するHouzz(ハウズ、米国)の日本法人Houzz Japan(東京都渋谷区)は1月19日、「Best of Houzz2018(ベスト・オブ・ハウズ2018)」の受賞者を発表した。
同賞は、建築家・インテリアデザイナー・施工会社などの専門家の中から、4000万人以上のHouzzユーザーによって選出。1500万枚以上の施工事例写真の中から選ばれる「デザイン賞」とレビュー数やサービス内容によって選ばれる「サービス賞」の2部門で構成されている。
デザイン賞を受賞したPUDDLE Inc(東京都渋谷区)の「House, Kinosaki(元検番をリノベーションした住宅)」は、城崎温泉の川沿いに建つ築50年の元検番をリノベーションしたもの。施主が大切にしてきた家具や調度品、梁とのコントラストがモダンな印象を与えている(写真下)。
また、ザウス(東京都文京区)の「京都・北区の二世帯ガレージハウス」では、外壁をガルバリウム鋼板の外壁で覆い、オーダーメイドの木製格子ガレージドアを設置。ガレージ奥にある中庭によって、通風と採光、適度な距離感を確保している(写真下)。
MOVEDESIGN(福岡県福岡市)の「Y邸」は、デッキが左右の空間をつなぎ光を屋内に届けている。屋外を屋内の延長で使えるデザインが注目を集めた。
アトリエ・K建築研究室(京都市)の「北山の家」は、京町家の伝統的なファサードの木竪格子と黒い壁との対比が印象的。昼間は光と視線を導くフィルターとして機能し、夜間はあたたかい灯りをうつしだしている。
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