明豊エンタープライズ、不動産小口化商品「Ｍ－Ｌｏｔｓ」を開発

　明豊エンタープライズ（東京都目黒区）はこのほど、アパートブランド「ＭＩＪＡＳ（ミハス）」の不動産特定共同事業法に基づく小口化商品「Ｍ－Ｌｏｔｓ（エム・ロット）」を開発した。東京２３区を中心とした優良不動産を１口１００万円の５口以上（５００万円）から購入できるもの。第１弾商品として、世田谷区で建築した｢ミハス田園調布｣を小口化商品の対象不動産とすることに決定した。

 「Ｍ－Ｌｏｔｓ」では、同社が開発した建物を、同社子会社で首都圏約３２００戸の賃貸住宅管理実績を持つ明豊プロパティーズ（東京都目黒区）が管理運営する。中長期で安定した収益性を実現するほか、相続や贈与の際に金融商品にはない節税効果が期待できる。募集金額は１億９６００万円、表面利回りは満室時５．３８％。１月２９日に募集開始し、６月下旬に組合組成を予定する。

第１弾商品の対象となる「ＭＩＪＡＳ田園調布」