YKK AP(東京都千代田区)は1月16日、顧客満足度(CS)の向上に向けた社員の取り組み事例を発表し、賞賛・表彰する社内イベント「第3回CS大会」の全国大会を開催した。
同イベントは、生産・開発・営業に関わる担当者が、客や得意先に対して直接・間接的に「素敵な」応対がなされた事例を自社内で共有し、社員のCS向上に向けた行動変革や提案力の強化を目指すもの。昨年8~11月に行われた全国13エリアでのエリア大会の優秀賞受賞者26名が全国大会に出場した。
最優秀賞となる“ダイヤモンド賞”には、関西支社業務部品質保証室の武田幹一郎(たけだつ・ねいちろう)氏の「不具合体験型研修会 ~不具合現象を再現!見る 観る 診ることでパートナーの現場対応力強化 CS意識向上を図る~」と題した事例が選出された。流通店向け研修会で、やってはいけない組み立て方を実演し、漏水などの不具合発生のメカニズムを理解してもらうことで、流通店のCS向上につなげた取り組み事例として、男性初の最優秀賞受賞となった。
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