ハイアス・アンド・カンパニー(東京都品川区)は、建設投資額が減少するなか、業界特有の「受注型」ビジネスモデルから「創注型」ビジネスモデルへの転換を支援する「地方創生まちづくりネットワーク」を立ち上げ、2月から加盟企業の一次募集を開始する。初年度の加盟企業目標数は50社。募集開始にあたり、東京・名古屋・大阪・岡山・博多の5都市で事業説明会を開催する。
「地方創生まちづくりネットワーク」は、地域建設業としての将来性を高めつつ、官民連携など多様な手法で地域経済の活性化に貢献する「新・建設業」を創造する組織を目指すもの。地域の遊休不動産活用による商業施設開発など、建築収益獲得とその後の運営収益の獲得を持続的に実現する、これまでにない収益構造の構築ノウハウを提供する。
事業開発にあたり、敷地面積1000坪から2万坪までの11件のプロジェクトを企画開発し、そのうち8件で約5万坪分の施設をサブリースで運営管理した実績を持つ安成工務店(山口県下関市)をパートナーとしてビジネスモデルパッケージを仕上げた。
また、同ネットワークでは「創注型」ビジネスモデルへの転換の実行力を高めるため、遊休不動産活用のナレッジ獲得や官民連携による創注機会の可能性を拡大する情報交流の場として産官学連携ネットワーク「まちづくり連携協議会」を立ち上げる。
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