国土交通省が12月27日に発表した2017年度上半期受注分の建築物リフォーム・リニューアル調査結果によると、住宅に係る工事の受注高は1兆9688億円で、前年同期に比べ37.1%減少した。木造の戸建て住宅は9135億円で、同33.6%減、コンクリート系構造の共同住宅が7101億円で、同39.4%減だった。住宅の工事件数を工事目的別でみると、省エネルギー対策は前年同期比で8.2%増えていた。
非住宅の受注高は同6.2%増の4兆7644億円で、全体では住宅関連工事の減少が響き、同11.6%減の6兆7333億円だった。
同調査報告は復元集計値(全数推定)。建設業許可業者を業種別・年間完成工事高別に分類し、大規模事業者については全数を、それ以外の事業者については無作為抽出をして選定した5000者に、調査票用紙を郵送して実施している。
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