ハイアス・アンド・カンパニー(東京都品川区)は、セメントなどの固結材を一切使わず、天然の砕石のみを利用するエコ地盤改良工法「HySPEED工法」を提供する。
同工法は、砕石パイルをその地盤に合うように1本ずつ造り上げ、砕石パイルと砕石パイル周辺の地盤の支持力を複合させて、地盤の支持力を高めるもの。新技術のピストンバルブ(先端ドリル部分)で施工材(砕石)を突き固め、その転圧機能により従来の施工時間を大幅に削減する。他工法に比べて、排出するCO2の削減効果も高い。
同工法は、地下水の多い地盤やセメントの固まらない腐植土の地盤、六価クロムの出る火山灰の地盤でも、問題なく施工できるほか、地震時の液状化を「ドレーン効果(排水効果)」により抑制する特長も備える。将来の建て替え時には、同程度の家であればくり返し使用可能。産業廃棄物(コンクリート、鉄パイプ)を扱わず、将来取り除く必要がないため、産廃費用が削減可能。劣化したりさび付いたりしない永久地盤工法でもある。
同社は現在、同工法の登録企業にエコ住宅営業ツールを提供している。資料請求はこちら。
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