国土交通省が12月27日発表した11月の新設住宅着工戸数は、前年同月比0.4%減の8万4703戸で5か月連続の減少となった。季節調整済年率換算値は95.1万戸で前月比1.9%増となり先月の減少から再びの増加となった。
持家は実数ベースで2万4904戸、前年同月比4.2%減となり6ケ月連続の減少。貸家も同2.9%減の3万7508戸で6か月連続の減少となった。分譲住宅はマンションが前年同月比9.5%増の9052戸、一戸建ては同7.7%増の1万2580戸だった。一戸建ては同月比では1995年11月(1万3091戸)以来の高水準となった。
また、同日「新築に関する住宅投資予算額の推計」も発表された。それによると、11月の住宅投資予定額の総計は1兆2722億円で前年同月比0.2%増となった。そのうち、持家は同3.2%減の5723億円、貸家は同2.3%減の3367億円、分譲住宅は同8.5%増の3567億円だった。
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